【豆の精製方法】「ナチュラル」と「ウォッシュド」とは?~違いを見てみました
今回は「豆の精製方法」について書いていこうと思います。
というのも、コーヒー屋さんで「こちらはナチュラルで精製されているんですよー」とか、「ウォッシュドなので、すっきりした味わいとなっております」とか・・・
さらには販売サイトでも、「ナチュラル精製豆○○%以上使用」とか・・・
ちょっとなに言ってるのか、よくわからないです。ってことでまとめてみました!
目次
まぁざっくりいうと、コーヒー豆の精製方法のことです。
コーヒーの実は収穫した後に乾燥をさせます。
で、その乾燥させる過程の方法が複数あるのです。
それが「ナチュラル」や「ウォッシュド」という言い方で周知されているわけですね。
もう少し細かく説明していきます。
「ナチュラル」とは…
コーヒーの実についている皮を剥かずに、そのまま乾燥させる手法のことです。
別名「ドライ方式」とも言われています。
簡単で時間がかからないのが特徴ですが、快晴でなければできない手法といわれております。
天候によって採用できるかどうか変わってしまうのが難しい所ですが、そのかわりに豆本来のコクと甘みを上手に引き出してくれる手法です。
一級品の味を楽しむことができるのが「ナチュラル」です。
「ウォッシュド」とは…
こちらは乾燥前に、皮を剥き水できれいに洗ってから乾燥させる手法のことです。
別名「ウェット方式」といいます。
ちょっと曇り空でも乾燥させることができ、失敗しにくい手法です。
特徴はスッキリとした味わいで、クセがあまりないため、多くの人に好まれます。
おいしさが安定していて、何杯でも飲めるてしまうのが「ウォッシュド」だと言えます。
中間の「ハニープロセス」
あまり聞いたことがなかったのですが、コーヒー屋で1回だけ言われたことがありました。
こちらは「ナチュラル」と「ウォッシュド」の中間と思ってくれれば大丈夫です。
簡単に言うと、ちょっと雑に乾燥させる方法です。
果肉を少し残して乾燥させるので、味や風味は良く、失敗は少なくと良いとこ取りの手法ですね。
3種の中でオススメはどれか
結論として、飲み方によって変わる、が答えでしょうか。
一杯をしっかり大切に味わいたいなら、「ナチュラル」ですし、コーヒーを何杯も楽しみたいなら、「ウォッシュド」となります。
手法の違いなので、基本こだわりが無いのであれば、気にしなくても良いと思いますよ。
最後にまとめます。
- ナチュラル:コーヒーの実の皮を剥かず、そのまま乾燥させる手法
- ウォッシュド:コーヒーの実の皮を剥き、洗ってから乾燥させる手法
- ハニープロセス:コーヒーの実の皮を剥き、果実を少し残して乾燥させる方法
今回の記事はここまでです、お読み頂きありがとうございました!